家族以外の人と関わることが初めてで、まだ人間関係を知らない小さな子供たち。まずは小さなことでもたくさん褒めて、自信をもたせていきます。そうすることで、子供は、自分の存在を認めていくことができるでしょう。その自信を土台に、日々の園生活で、思いやりのある優しい気持ちを育みます。お友達と一緒に遊び、活動する中で、誰かと何かをする楽しさ協力することを学んでいきます。自分にされて嬉しかったことはお友達にもしてあげたい、自分がされた嫌なことはお友達にもしない。相手を思いやることができる、温かい心を子供たちに日々教えています。たくさんの人と関わり、いろいろな物と触れ合い、様々な活動を体験して、心の感受性を豊かに育てます。
骨格と筋肉が柔軟なこの時期に、健康で元気な体を作り、免疫力を高めます。毎日の体操やダンス、運動や体育、外遊びやお散歩など、できるだけ体を動かしながら楽しく学ぶ環境を与えています。自然と触れ合い、四季の変化の中で体を鍛えながら、まだ言葉が分からない子でも、先生やお友達の表情や動作を通してコミュニケーションを取れる、そんなたくましい意志も育てることができます。海外で生活しているからこそ、強い体と心を育て、くじけない、諦めない、たくましい人間に育ってほしいという願いをこめています。
思いやりの心と、たくましい体を作りながら、かしこい頭脳を鍛えていきます。授業では、語学、計算力、記憶力の訓練を行います。また普段の園生活の中で、身の回りのことを自分でできるように教え、整理整頓やお片付け、手先を使った工作などの作業を行います。右脳と左脳をバランスよく鍛え、環境の変化に負けない対応力と、想像力、様々な工夫ができるかしこい頭脳を育みます。
日々感謝を忘れずに過ごすことを子供達に毎日教えています。園内の壁に布に書いた『感謝』の歌詞を飾り、振付をしながら歌の練習をしています。イベント行事や卒園会のときにもみんなで歌っている大切な歌です。